過去問の重要性
私が副検事選考を受験した平成17年度(2005年)は、旧司法試験用の問題集のうち、基礎的な問題を中心に演習をしていれば、それが副検事選考の対策にもなりました。
しかし、今は、司法試験用問題集が現行司法試験及び予備試験に対応したものとなったので、以前、掲載されていた基礎的な問題が減ってしまいました。
そのような問題が副検事選考では今でも出題されることがあるので、演習のやりようがなく、悩む人も多いと思います。
そこで、過去問の模範答案及び解説を参照して、いち早く傾向をつかみ、そのうえで、対策をすることです。
私は、受験勉強をしているときに、どうして副検事選考についての問題は、「研修」に掲載されるのに、誰も模範答案を作ってくれないのかと思っていました。
そのような思いがあり、私は、表題のとおり、2024年から2004年まで答案及び解説を作成しました。
副検事選考の答案の構成
基本的に60分の試験時間で4ページしか書けませんが、そもそも15分は答案構成に使うので、4ページぎりぎりまで作成する時間的余裕がないはずです。
そこで、一文を短くして、理由も一言でいいので、書くことです。
理由が書いてあるだけでも、それが説得的なら答案に重みが増します。
そのことの重要性をわかっていなくて、答案のきれいさだけを求める人は、絶対に受からないと確信しています。たどたどしい表現でもいいので、わかっていることを答案に基礎から反映できる人は合格しています。
基礎からの重要性もわかる解説に心がけております。
気になる方は、一度ご連絡ください。
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